ひがひがし(ヘンクツな・・)

★解説

「ひがひがし=僻僻し」は、動詞「僻む(ひがむ)」から生まれた形容詞で、「ひねくれている、素直でない、偏屈な・・」といった様子を表します。

古語には「僻(ひが)」が接頭語となっている単語がいくつもあり、「僻事(ひがこと)」は「間違ったこと」ですし、「僻目(ひがめ)」「僻耳(ひがみみ)」は、それぞれ「見間違い」「聞き違い」を意味しています。

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★オリジナル古文を作る

おじいさんに席を譲ろうとしたら、「年寄り扱いするな!」って怒られちゃった。あーいうのを偏屈って言うのよネ・・。

「ひがひがし」を使って、上記の現代文を古文に直してみましょう。
一語ずつ直していきますよ。

おじいさんに→「翁に」

席を→「席を」

譲ろうとしたら→「譲らむとせしに」

年寄り扱い→「年寄り扱ひ」

するなって→「なせそと」(「な~そ」は禁止の語)

怒られちゃった→「むつかられつ」

あーいうのを→「あれを」

偏屈って→「ひがひがしと」

言うのよネ→「言ふべし」(「べし」は確信)

「翁に席を譲らむとせしに、年寄り扱ひなせそ!とむつかられつ。あれをひがひがしと言ふべし・・」

 

びんなし(不都合な・・)

★解説

「便(びん、べん)」という言葉は、「都合、具合」を表し、現代でも「交通の便が悪い」などといった形で使われています。

古語の「びんなし=便無し」は、「不都合な、具合が悪い・・」と訳すとよいでしょう。

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★オリジナル古文を作る

今日の約束、都合悪くなっちゃった!明日に変更はどうかな・・?

「びんなし」を使って、上記の現代文を古文に直してみましょう。
一語ずつ直していきますよ。

今日の約束→「今日の約束」

都合悪く→「びんなく」

なっちゃった→「なりにたり」

明日に→「明日への」

変更は→「変更は」

どうかな→「いかが」

「今日の約束、びんなくなりにたり!明日への変更はいかが・・?」